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今週のキーワード 真壁昭夫

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韓国・文大統領、側近スキャンダルと外交「四面楚歌」で迎える正念場

Photo:EPA=JIJI

韓国国民による文大統領の見方に変化の兆候

 韓国国民による文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する見方に、少しずつ変化が見られ始めているようだ。そのきっかけの一つに、自らの側近であり、後継者ともいわれている゙国(チョ・グク)法務部長官候補の不正疑惑が表面化したことがある。

 そうした状況は、反日一辺倒で国民の目をそらしてきた、文大統領にとって厳しい状況を迎える可能性が高まっていることを意味するだろう。今後、同氏にとって正念場を迎えることになるかもしれない。

 韓国政治の専門家の中には、文大統領ば氏を後継者として重用し、次期政権を担わせることをもくろんできたと指摘する見方がある。そうすることによって、文氏は大統領任期を終えた後、自らの立場を安定させたいと考えているのだという。文大統領にとって重要な後継者を守るため、国民の視線をGSOMIA破棄へと逸らそうとしたのかもしれない。

 そうした見方にはそれなりの説得力がある。

 今回の側近スキャンダルの表面化や、安全保障への懸念の高まりなどを受けて、韓国国民の中でも反文派の意見が少しずつ顕在化し始めている。それに加えて、フランスでのG7サミットでは、トランプ大統領が文氏を「信頼できない」と強く批判したことも報じられている。さらに、韓国は融和を重視する北朝鮮からも相手にされていない。韓国は国際社会の中で徐々に孤立しつつあるように見える。

 これまでの文大統領の政策運営を見ると、自らの政治・政策運営がうまくいっているようにはとても思えない。それを糊塗(こと)するために反日姿勢を強め、結果的に韓国の国益を損なっているように思えてならない。

 今後、韓国がどのようにしてこの状況を落ち着かせることができるか、想定することすら難しい。重要なポイントは、韓国国民がいつ冷静に自国大統領を見つめることができるかだ。

筆者名:真壁昭夫

[2019/09/03 09:00]

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